コラム

ランモードぐんま 沿革


ランモード群馬の主な歴史を紹介します。

1997年 6月  日本盲人マラソン協会群馬県支部として設立されました。
1999年 1月  ランモード群馬として正式に発足しました。
2000年 6月  初の伴走教室を前橋にて開催しました。
2015年 3月  会則を定めました。
2017年 3月  ランモード群馬は、群馬県障害者スポーツ協会功労賞を受賞しました。
    (下の写真は賞状を手にする、浜田会長)
2018年 4月  20周年記念誌を発行しました。
2020年 3月  浜田幸一元会長が、群馬県障害者スポーツ協会功労賞を受賞しました。

ランモード群馬の新しいチラシができました 

ランモード群馬の新しいチラシができました。広報用に是非ご活用ください。公共機関などに置いて頂き、多くの人にランモードのことを知っていただくとともに、ランモードの仲間が増えて欲しいと思います。必要な方は、いつでも事務局までご請求ください。

ランモード群馬のロゴ

ランモード群馬のロゴです。ちょっと○TTのロゴに似ていますが、これは視覚障害者と伴走者をつなぐロープをデザインしたものです。視覚障害者が安全で楽しく歩いたり走ったりするためには、伴走者との間に深い信頼感がなければなりません。そして、このロープこそ二人の心をつなぐ絆の象徴なのです。

ランモード群馬ものがたり

ランモード群馬は1997年に設立され、2017年創立20周年を迎え、記念誌も作製しました。以下我らが顧問、ハマコーさんの渾身作「ランモード群馬今昔物語」です。

ランモード今昔物語 『結束』創立編
1997年に三人の弱視と一人の全盲の手により旗揚げされました。
当時は、視覚障害者のランニングがさほど認知されていない、そんな時代でした。
そのため最初は、弱視が伴走者となり全盲を走らせるというものでした。
県内は勿論、近郊のマラソン大会では、視覚障害者の伴走が認められていない、そんな時代でもありました。
ましてや「伴走ボランティア」など、皆無の地でしたから、自分たちが広告塔になり視覚障害者マラソンを広めること、健常者の伴走者(協力者)を捜すことに苦悩しました。
日本盲人マラソン協会の活動に、各地で走る仲間の活躍の情報や資料を収集しました。
そんな資料を基に大会事務局と掛け合い、その年の県民マラソンの出場権を得ることが出来たのです。
ハーフの部に初代ランモード会長、田子良一氏(弱視)と事務局の黒澤明氏(弱視)が単独で出走。
高瀬彰文氏(全盲)を広報担当の浜田幸一氏(当時弱視)が伴走し出走、みんな無事完走することができました。
その時のエピソードとしては、コース沿いに立つ、警官や一般ボランティアに「誰の許可で走っている!」とか、「停まりなさい」と怒号され走り続けたことを昨日のことのように覚えています。
そして、ひにくにもその時の走る様子を翌朝の上毛新聞に掲載していただき、その記事を目にした人からぽつり、ぽつりと伴走の問い合わせがありました。
そうしたことで得た人脈が広がり伴走者や仲間が増えていきました。
98年からは、新町での練習会が定期的に発足し、午前と午後の二部練習、そして夕げやカラオケを毎回のようにしてました。
お天気がいいときは、練習会の後にシートを広げて、弁当を食べながら青空座談会もやったなぁ。霞ヶ浦マラソンや浦佐温泉耐久山岳レース、福知山マラソンなどに定期的にみんなで遠征を始めたのもこの頃からです。
また、上野村の民宿に泊まり込んでのLSDを兼ねた夏合宿。赤城大沼湖畔を走った後のバーベキューも当時の年中行事でした。
この合宿やLSDやバーベキューなどは形を変えて、現在のランモードの活動に活かされています。
とくにLSDは、峠クラブの加藤さん、神部さんが継承し、長年続けられてきたものです。
変わったところでは、お座敷列車にみんなで乗って旅行をしたこともありました。
当時と今のランモードを対比すると現在のほうが勿論すべてにおいて充実しています。
ですが今日に至るまで、沢山の仲間の苦労や活躍なくして現在はないと思います。
志半ばで天国に旅立った仲間がいました。結婚や転勤でこの地を離れた仲間がいました。
いつもライバルがそばにいました。
パソコンの画面に顔をすりつけるように明け方までホームページの更新に没頭した弱視の広報担当がいました。
当時のメンバーもランモードに、感動や勇気、出会いを沢山頂きました。
空中分解の危機もあったけど、自分たちがそうであったように、まだ見ぬ仲間のためにもランモードの火を消してなるものか!そんな一心でした。
規約もルールもなかった公園の仲良しグループがこれまでになったのもひとえに、ランモードに携わるすべてのメンバーのおかげです。
誰誰のおかげとかでなくて。ランモードに参加してくれる貴方がいてくれるから現在があるのです。
ランモードの歴史や現在に、そして皆様に感謝して、今回の今昔物語を終わります。

ランモード群馬のチラシを作製しました

ランモード群馬では、広報用のチラシを作製しました。公共機関などに置いて頂き、多くの人にランモードのことを知っていただくとともに、ランモードの仲間が増えて欲しいと思います。必要な方は、いつでも事務局までご請求ください。